優先座席と女性専用車両について思うこと。

 

優先座席と女性専用車両について。

 

 

ほぼ毎日電車とバスに乗る私はこの問題について電車の中で考えることが多いです。

「なぜ優先座席があるのか」「なぜ女性専用だけで男性専用車両はなのだろうか」ほとんどの人が一回はそう疑問に思ったことがあることと思います。

この二つの疑問について私の意見・見解を述べていこうと思います。

 

まず、「なぜ優先座席があるのか」について

そもそも優先席とは体の不自由な人、妊娠されている人、乳幼児を連れている人などのためにある席です。

「優先」なので絶対座ってはいけないというわけでもないですよね。優先する人がいなかったら座っても問題ないし、逆に優先席に座らずに優先席の前に立たれる方が、優先されるべき人や、後から乗ってくる人のことを考えるとよほど迷惑です。特に混雑時は。

私が高校生の時に何回かあったのが優先席を塞ぐように立っている何人かの学生がいましたね。優先席に座ってはいけない責任感があるのは伝わりましたが優先座席を塞ぐように立っていては譲る気があるのかないかわかりません。

優先席って一応高齢者の方向けにもあるものなんですよね。よく、ドアが開いた瞬間一目散に優先席に座る高齢者がいますよね。あれを見て私はこの人(達)自分が年寄りだという紙を顔に張っているようなもだな。この人(達)は自分が年寄りだという実感があるのか。悲しくならないのかな。と思ってしまいます。

優先席っていらなくない?

優先席があるということは優先席を作らなければ体の不自由な人たちが座れないということ。本当に困っている人に席を譲ってあげる助け合いの心、他者のことを考える気持ちがないってことですよね。

 

世界に向けては「おもてなし」などと礼節を言っているのに、国内に目を向けるとひどいありさま。上辺だけの礼節。こんなの嫌ですよね。少なくとも私は嫌です。

 

ではどうするか。優先席をなくすのです。優先席があるから「優先席に行くだろう」と、心のどこかで思ってしまう。

じゃあ優先席をなくせばいい。

 

優先席がなくなれば優先席に行くだろうという考えがなくなる。そうなれば、この人困ってるよな…でも優先席がないから譲ろう。という気持ちになるはず。(そうなってほしいです)そうならなければ日本が本当は感情のない国だということが浮き彫りになるでしょう。

 

 

女性専用車両について。

いつごろからか忘れましたが女性専用車両を見るようになりましたよね。

女性は安心して乗ることができるのでいいシステムだと思います。

私(男)もこのシステムには賛成です。

でも痴漢やセクハラは女性だけの問題ではないということを知っておいてください。ごく少数ですが男性が痴漢やセクハラにあったことがあるという事実があります。しかも男性であるが故に言うことができない。言いにくい。これを忘れないでください。

なぜ男性専用車両はないのか。

 

全員の男性がそう思ったことがあると言っても過言ではないでしょう。

悲観的にとらえる男性も多いと思いますが、考えてもみてください。女性専用車両があるのにどうして男性専用車両を作らないといけないのですか?それだったらLGBTの方たちの専用車両や学生専用車両のほうがよっぽど良くないですか?

 

ものは考え方です。少しだけいつもと違う角度から見てみるだけで物の見え方が大きく変わる。言わばトリックアートのようなものです。

 

今後の鉄道がもっと利用しやすいものになるといいですよね。