どの進路先にも指定公推薦等で行ってほしくない理由を壮絶な受験期を過ごした私がお話しします。 (高校生向け)<前編>

多分この記事は感情的になることが多いかもしれません。あと前編と後編に分かれちゃいました。

先に謝らせてください。すみません。

こちらは前編です。

 

後編はこちらです⇩

serment.hatenablog.jp

 

 

私の高校は自称進学校だった(笑)

それを痛感したのは高校3年の丁度今頃(5月終盤)だった。

私は高3の4月まで専門学校に進学するつもりでいた。高1の三者懇談からそう言っていた。進学したい専門学校も高2年の夏が始まる前には決まっていた。

だが高3の4月に急に大学に進学したいと思った。(理由はまた次の機会に)

私が行きたかった専門学校は看護・医療系ではなかったので、受験勉強など考えたことがそもそもなかった。はなから専門学校へ行くつもりだったので試験は面接=筆記試験無し=勉強しない=成績がめちゃくちゃ低い。こんな式ができてしまった。

※当たり前のことを言うようだが、全ての専門学校がこうでは無い。ここだけ抑えておいてほしい。

そんな私が大学受験をしようと言うのである。どう考えても無謀すぎる。今振り返っても相当やばい。

しかも、どこの大学に進学するか候補も決まっていない。そもそも上記の赤文字の式で今まで来たので大学に受かるかどうかすらわからない。こんな状態だった。

とりあえず「夏休みまでに志望校を絞る」「遅くても夏休みから勉強開始」と大雑把に計画だけ立てた。夏休みまでに志望校を絞ると書いた。夏休みの前に期末テストがある。どうしたか。

※指定公推薦等を考えている人たちはこの期末テストまで評定平均値に影響するのでまだ勉強はそれなりにしていた(と思う)。

 

期末テストは諦めて大学選び

これしかなかった。まず私の住んでいる近くの近畿圏の大学を手あたり次第見ていった。その後徐々に検索の幅を広げていった。

(この時点の私の大学の検索条件はヨーロッパの言語ができるところ。第二言語取れるところ。受験科目:英国社)偏差値には幅をかなり広く設定していた。理由は夏でどこまで上げられるかわからなかったから。

 

何とか夏休みに入ギリギリに大学を10校ぐらいまで絞ることができた。この中から実際に受験したのは3校。

 

大体の行きたい大学が決まったので、後は勉強してどこまで上げることができるか。これにかかっていた。

 

夏休みに入るまで何日かあったが、参考書を買いに行ったり、これまでずっと大学を調べ続けていたため、少しゆっくりする時間を取った。夏休みから受験勉強をしようと思っていたのでこれを受験前最後の自由時間にした。

 

夏休み初日から私の受験が始まった。他の受験生に比べると遅すぎるスタートである。

 

幸い家の近くの図書館が9時~17時までやっていたのでとにかく図書館にこもった。60分勉強して10分休憩。これの繰り返し。昼ご飯を食べる時間すら惜しかったのでおにぎりなどが多かった。

図書館で6~7時間勉強して、その後家で2~4時間勉強した。睡眠はしっかりとった。

そんなこんなで夏が終わるころには二冊の文法書を何周したかわからなくなった。そんなことをいちいち考えている暇はなかった。

図書館では問題とその復習がメイン。家では暗記事項を徹底的に。

そんなこんなで受験勉強を始めて数週間後の8月。

 模試

英語は決して良くはなかったが成果を感じられた。社会(私は世界史)はもともと得意だったので模試でもそれなりにとれていた。

問題は国語。受験生が一度はつまずく問題かもしれない。あれだけやったのに点数伸びない…私もこれになってしまった。まあ始めはこんなものだろうと自己暗示をした。

何せこの模試が初めてまともに勉強して受けた模試だったから。

 

模試を挟みモチベーションが少し上がったりしてこんな生活が夏休み終わりまで続いた。

 

夏休みが明けた9月。ここで私を精神的に追い詰めることが連発する。

 

指定公推薦の校内選考だ。

 

これで多くのクラスメイトが指定校推薦が決まった。こうなると酷いもので一気に授業がうるさくなる。

動物園のようだった。

 

続きます。