感謝とは。
皆さん一度は
「周りの人に感謝しなさい」
と、言ったり言われたりされたことがあると思います。
さすがに大学に入ってからは言われなくなったものの、私も高校を卒業するまでは口うるさく言われたものです。
ですが、これを子供に言うってかなりえげつない事なんですよね。
なぜか。
感情をなくしかねないから。
大げさかもしれませんがこれぐらいが丁度いいぐらいの問題です。
こんな質問をする人はまずいないと思いますが仮に次のような質問を子供にしたとします。
Q. なぜ私に感謝してるの?
A. 感謝しろと言われたので感謝してます。
極論ですが今例に出したものに近い状態が起こっていると思っています。
人に何かをしてもらったらとりあえず感謝する。
何で感謝しないといけないのかわからないけど感謝しろと教わったから感謝する。
恐らくですが感謝しろと言われる側はもちろん、言っている側の人も
「なぜ感謝をしなければいけないのかわからないが、とりあえず人に何かをしてもらったら感謝する」
これまでそうしてきたのだから、これからもそうしないといけない。
このように思っている人が大多数ではないでしょうか。
海外の事情は分かりませんが、少なくとも日本ではこのようなことばかりだと考えています。
私はこのような、なぜそうしてきたのか意義や理由を何も知らないのに、今までこうだったから、これからもこうあるべき。といった事が本当に嫌いです。
「理由も説明できないのに知った顔で偉そうにものを言うな。ちゃんとした理由を持ってこい。」
これが私の持論です。
感謝しろと言われすぎたせいで、いつからかは分かりませんが、こう思うようになっていました。
「感謝って人に言われてするものなの?」「人に感謝しろと言われて感謝しても嬉しいの?」
と。
しかも、自分が納得のいく理由をもらうまで言われたことを絶対にしないという私の性格上、自分が納得のいく理由をもらうために先生や親に聞きに行ってましたから、先生や親からしたら相当面倒くさい学生だったと思います(笑)
結局、相当な回数理由を求めに行きましたが1回も自分が納得のいく理由をもらった事はなかったです。
最近よく思うんですよね。
「理由はわからないけどやれと言われた事をする、まるでロボットのような人間にならなくてよかった。」
とはいえ言われたことをしない場面が絶対ありますよね。
自分を捨ててロボットになるか自己を保つか。
例えば会社、ロボットになればしっかり仕事をできる人間と思われる。
自己を保とうとすれば、こいつは理由を言わない限り動かない人間(無能or面倒くさい)と思われる。
まだバイトしかしたことのない若造の意見ですので間違ったことを言っていたらすみません。
すみません話がずれました。
そもそもこの記事を書こうと思ったきっかけについて書きますね。
その理由は、誰にも感謝しろと言われずに、私に関わっている全ての物に感謝する時が来たんですよね。
その時っていうのが高校を卒業してから大学に入るまでの約一か月の期間のある日です。
大学のクラス分けのテストがTOEICでその勉強をしに図書館に行っていた日ですね。
疲れたので少し休憩してるときにぼやーっと来たんですよね。
なんというか言葉では言えないというアレです。
インスピレーションっていうのが一番伝わりやすいかな(笑)
まさか自分にこんな日が来るとは思っていなかったですし、こんなことが本当にあるとは全く思ってもいませんでした。
貴重な経験だと思ったので共有しようと思いました(*´ω`)
人生は自分だけのものです。
皆さんくれぐれも自分を大切にしてくださいね。